日時 | 1979年10月5~7日 | 日程 | 2泊 |
人数 | 2名 | 天候 | 曇り、曇り、雨 |
費用 | 約¥15,530 | 明細 | 交通費8,120 小屋3,800、土産 2,400、他 |
紅葉の尾瀬
寒い、きつい、疲れた!
鳩待峠 4時30分着、寒い、とても寒い。半袖アンダーシャツ、シャツ、オープンシャツの上にカッパを着ても寒くてガタガタ震える。S君のテルモスからコーヒーを作り、アンパン1個を胃に押し込む。寒さで手が震えコーヒーがこぼれそうだ。4時55分、予定より遅れること25分出発。夜はまだ明けれず、かなり暗い。ヘッドランプをつけ小雨の中最後尾より登山口へ入る。
途中より夜が明ける。雨はやんだがガスがかかってる。7:00頃 見晴らしの良いところで写真をとる。
ワル沢の頭らしきところへ出る。ガスが晴れ、小笠、笠ヶ岳らしき山が海に浮かぶ孤島のように見える。ここで一息入れる。再び出発、ここからは岩場が多い。途中で小至仏山を乗り越えていく。本当は巻道があるのだが。後続の女性2名も僕らに付いてきたため、とんだハメになったと思っているだろう。7:30至仏山山頂着。
雲が多く展望はきかない。しかし、朝から降っていたやんだのがうれしい。ここでカッパからヤッケへ着替える。10分ほど休憩したのち下りにかかる。下りはそうとうきつかった。山の鼻でカレー食べ、またヨッピの吊り橋へ出発。尾瀬沼にある小さな沼はとてもぶきみだった。案外に深く、澄んでいる。とても冷たそうで神秘的だった。
ヨッピの吊り橋は意外に平凡な橋だった。ここで昼食をとる。
平滑の滝までは本当にきつかった。15:10分頃 やっと尾瀬小屋へ着く。晩飯を食べ6時ころには寝る。10月7日6時半発、雨はかなり本格的に降っている。尾瀬沼で飲んだコーヒーは、今まで飲んだなによりもうまかった、本当に!
x ファンタオレンジ 80円
x 牛乳 80円
x カレー 450円
x コーヒー 200円
x 天そば 400円
計画 手書き
お土産包装紙
現在から1979年を振り返る
当時の日記は歩きながら書いていた部分もあります。不適切な表現、漢字や地名違いもありますが、なるべくそのまま転載しています。
山と渓谷オンラインでコースをなぞってみました。現時点では至仏山から山の鼻を通過できないようです。計画から分かるように最初から燧ケ岳は登る予定ではなかったと思われます。泊りがけなのに何故登らなかったのだろう。しかも雪山でもあるまいし、寒い寒いと軟弱な弱音が多すぎる!
軽装だし多少の雨くらいが、それほどキツイとは思われないが運動不足だろうか?!
尾瀬は、確か当時でも山小屋が発達しており、特に危険も厳しさも無かったはずだが、弱音ばかりだなと思う。