大菩薩峠

日時 1981年5月5日 日程 日帰り
人数 単独 天候 曇りのち快晴
費用 約¥3,100 明細 交通費 2,800円、他 300円

概要


Y君と行く予定であったが来ないため一人で出発。横浜線に載っているとき、あたりがたいへんガスってくる。行こうかやめようか悩むが、電車を降りるのもメンドくさく、そのまま八王子まで。
ついでに人に押されて各駅停車の高尾行きに乗ってしまった。こうなったら行くしかない。塩山へ着くと天気は非常に良くなっており、南アルプスの峰々が望まれる。都合よくバスが来たので飛び乗る。コンロをY君が持ってくることになっていたので昼食がナイ!ドウシヨウ!
登りは省略。ただ、トレーニングをサボるとこんなにキツイものかと思う。足が棒のようだ。峠は草原状になっており、とても気持ちの良いところだ。パンを食べ、リンゴを食べ、寝転がる。青い青い空に木の枝が模様を作っている。ふっとTのことが想い出された。アイツもなんで○○なんかしたんだろう。近くにいれば山にでも誘って相談に乗ってやれたのに、本当に残念でならない。
帰りは登った道をそのまままっしぐらに下りた。足は本当の棒になったようだ。お土産を買い、電車へ、この電車の混むこと地獄のごとし!
[この後に、くだらない2行の詩が書いてあったが、割愛]

現在から1980年代を振り返る

当時の記録は歩きながら書いていた部分もあります。不適切な表現、漢字や地名違いもありますが、なるべくそのまま転載しています。

登山記録には計画書が付いていないため、どのようなルートで登ったのか不明です。友人と二人で行く予定だったようですが、相方が現れず一人で登ったようです。そのせいでコンロがなく昼食が用意できなかったようで、パンとリンゴを山頂で食べています。
何となく気乗りのしない山行きだったようだなと、読み進んでいたのですが理由があるのが分かりました。10代の頃、親友ではないですが仲良くしていた友人が、自ら旅立ちを選択してしまいました。10代の楽しいころ、机を並べた友人です。それもあって感傷的になっていたのでしょう。

計画書も無く写真も一枚のみでした。
写真はパノラマで映っていますが、これは2枚に分かれていた写真を重ねてアルバムに貼ってあったものです。ちょとしたプログラムをC++で書いて、合成しました。真ん中に下の方に黒い部分があるのは欠けている画像を補完できなかったためです。

山と渓谷オンラインから

山と渓谷オンラインでコースをなぞってみます。コースが分からなかったので、ルートは適当です。

コースタイム 6時間20分
距離 12.4Km

別ルートも示します。