日時 | 1982年6月13日 | 日程 | 日帰り |
人数 | 単独 | 天候 | 曇り |
費用 | 約¥1,200 | 明細 | 交通費 |
ヒドイ目にあった。道は廃道並みで寸断されている。田野倉から登るとすごく楽そう。
犬難の相があったのか登りで気持ちの悪い犬に跡をつけられて困った。また、帰りでは、もう少しで噛まれそうになったが、パンを与えることにより何とか解決。山頂には三人連れの女の子がいました。
最近の登山者が上(1982年6月13日)と同じものをネットにアップしていました。最新のもの(2024年1月時点)は、だいぶヨレていますが当時のものと同じと思われます。「九鬼山頂上」や「標高 970.3m」の文字はこれと同じものに見えます。ペンキは塗り直しただろうと思われますが字体は同じです。ただ、「ご苦労様でした」の色が変わっており、「1980.11 明社」の文字は無くなっています。この案内板(?)は、約半世紀の間、登山者へ情報を伝え続けてきたのでしょう。案内板を維持している方々にも感謝です。
コース 手書き
現在から1980年代を振り返る
当時の記録は歩きながら書いていた部分もあります。不適切な表現、漢字や地名違いもありますが、なるべくそのまま転載しています。
山で怖い思いをしたことは多少はありますが、この時は別の意味で本当に怖かった。登りで犬に追跡されたときは、それほどでもありませんでしたが下山の途中で犬(野犬)と対峙したときは、冷や汗ダラダラでした。犬は吠えまくり、私は動くことができませんでした。少しでも動こうとすると、さらに吠えまくります。しばらく、お互いににらみ合ったまま膠着状態になりました。うーーん、これは噛まれるなぁ、、、何か武器あったかなぁと、しばし考えました。良く考えると、食べかけのパンをザックの上部に乗せていたことを思いましました。ちょっとでも動くと吠えるので、ゆっくり腕を回しザックのパンを取り出し、そのパンを投げました。すると犬はパンに夢中になったので、その間に必死に逃げました。正確には、犬と対峙しパンを投げるところまでの記憶はありますが、逃げる時の記憶は残っていません。どうやって逃げたかは不明です。野犬は本当に怖いです。イノシシと熊はもっと怖いですが、遭遇の可能性がある山に出かけるときは、鈴を付け、ラジオなどを鳴らしながら登りました。そのおかげかイノシシと熊には遭遇したことはないです。鹿に遭遇すことは頻繁で、30㎝程度の距離を横切られたこともあります。