丹沢 大倉尾根から訓練所尾根

日時 1980年2月27 日程 日帰り
人数 2名 天候 快晴から曇り
費用 約¥920 明細 交通費のみ

行き違い

朝4:00起床。準備をして最寄り駅へ。腹具合が悪く、駅のトイレで○○をたれる。渋沢で6:40~7:52までX君を待つが現れず。しかたなく大倉へ出発。大倉尾根を登ること30分。気分が乗らないため、帰ることにして引き返す。20分ほど降りたところでX君と会う。ふたたび大倉尾根を登る。天気はすごく良く、暑い。大倉尾根の花立付近で急にガスってくる。12:00頃、やっと山頂につく。

マイナス10℃くらいあると思われる、かなり寒い。カメラは動かず、コンロには火がつかず悪戦苦闘。コンロに火をつけるときに手袋に火がついてしまった。コンロに火がついたと思ったら、なんとガス欠だ!しかたなくバリバリのラーメンを食べた。そのあとコップに水を入れ、すこし置いていたら凍ってた。ポリタンクの水にも氷が張っている。とても寒くて、すぐ近くも見えない。

・コンロは余熱が必要、メタを持っていくと良いだろう。
・100円ライターよりマッチの方が良い。
・ホーローコップに水を入れると、すぐ凍ってしまう。

現在から1980年代を振り返る

当時の記録は歩きながら書いていた部分もあります。不適切な表現、漢字や地名違いもありますが、なるべくそのまま転載しています。

計画を見ると、大倉から塔ノ岳、丹沢山を馬場まで抜け、本厚木駅までバスで移動する予定であったような感じです。ただ、冬だったのと待ち合わせがうまく行かず時間をロスしたので、コースを変更したようです。しかし、低山とは言え冬なのに、コンロ(コールマンのガソリンコンロを愛用していた)のガソリン残量も確認していないなど、詰めが甘い感じです。
記録によるとマイナス10℃とか書いてありますが、そこまで下がったのが疑問を感じました。ただ、ガソリンコンロに簡単に火がつかなかったことや、コップの水がすぐに凍ったようなので氷点下までは下がっていたのでしょう。
カメラも動かいないと書いてあります。当時はPENTAXのカメラを愛用していました。ボタン電池を2個使っていたような記憶があります。冬山に登り、寒くなると電池の動作が鈍りカメラが動作しなくなります。そのような場合は電池を外しポケットなどで温めておき、撮影時に取り付けて撮影していました。この時は、カメラに電池を装着したままだったので、シャッターが切れなかったのでしょう。
かすかな記憶ですが、確か固定のシャッタースピードでメカニカルにシャッター切れた気がしますが、記憶の彼方です。何もかも忘れていきます。まぁ半世紀近い昔のことですので無理はないでしょう。

コース

いつものコースなので、山と渓谷オンラインでコースをなぞるのはやめました。